時々、君を想っている

傾いた天秤を水平にしたい人

壊しに来たよ

「ごめん待たせたな」って言われたい!!!!!
「めっちゃ待ったよバカ」って言いたい!!!!!!!!

えんそくの話です。


ぶぅさんって1999年にだいぶ執着してるね?
私もあの年のことは忘れられないんだよ。
人生で一番思い出深い夏っていつって聞かれたらたぶん1999年の夏って答えちゃう。世の中も人間も不気味で不穏な空気に包まれてた。


えんそくの「ぼくの宗教」がお気に入りで最近ずっと聴いてる。


1999年の夏に姿を消した少年が、
大人しく大人になってた「私」のところに
この世界を壊しに戻ってくる、1999年の少年の姿で。

ってもうこの設定だけでエモすぎて泣ける。泣いた。

少し狂ったあの時代にスっと消えた、忘れられなかった人が、
大人になって息苦しさに耐えて生きてる自分のところに「助け」に来てくれるんだよ。この息苦しさから。
窮屈で雁字搦めのこの世界を壊しに。
ヒーローだろ。
でも、宗教家なんだぜ。最高ですか、最高です!(←この宗教が流行ったのも確か1999年だったね)


私のところにも誰か、世界を壊しに来てくれないかな、なんて思っちゃうよね。
そんな訳ないから大人しくただ世界に従うしかないんだけど。

悲しい大人の妄想を明るくアルバムで表現してくれた1枚だと思います。
私はSpotifyで聴いてるよ。

あーーー「めっちゃ待ったよバカ」って言いたくない?(2回目)